食品添加物は別に体に悪くない
なんだか、最近無添加のマフィンでの食中毒問題で証明された食品添加物の役割について。
科学ジャーナリストの松永和紀さんのXのポストを見て感じたこと。この方もニセ科学批判系の人だと思いました。こういう人の紹介ばかり続いてすみません。私は前はニセ科学批判の方々の記事を読んでイラッとした時期がありましたが、今は耳に痛いこと言うけどこの方々が言ってることが本当だと思うようになりました。松永さんによると、無添加でもマフィンは作れるけど、それには高度な知識と技術が必要だそうです(家庭で作ってすぐ食べるのは問題ないです)。食品添加物を入れるのはそれなりに必要性があって、けっこう昔から使われているそうですよ。たとえば鮮やかなピンク色のハムやソーセージ。亜硝酸塩が使われています。いかにも体に悪そうですが、保存などいろいろ役割があって、体の中で作られる成分でもあるらしいです。
ニセ科学批判の第一人者である左巻健男先生も生協の食品添加物に関する分析を評価していました。詳しくはコープしがのページを見てみてください。
0
0
0.000
興味深いです。
シェアありがとうございます!
どういたしまして。読んでくださってありがとうございます。
流通させるのであれば、必要な添加物もあると思います。でも、あんまりいっぱい入っていると、ちょっと心配になり、やっぱりやめようと棚に戻すこともあります。
加工肉の発がん性レベルって国際的な基準が出ていなかったっけと思って、調べてみました。というのも私はベジタリアンになる前から加工肉は少なめにしていて、一時情報を見てみたかったからです。"cancer causing processed meat" などのキーワードで調べてみると、2010年代半ばの結構古い情報が検索結果のトップページに出てきてびっくりしました。当時の流行だったのかな 😅
WHOの関連機関の国際がん研究機関(IARC)が発癌性のある物質をグループ分けしていて、「Processed meat (consumption of)」(加工肉の消費)は、Group 1: "Carcinogenic to humans" で、ヒトに対して発がん性があるという見解が示されています。ただ、評価年が2015年で、古いデータと見るのか、それとももう確定で揺るがないから追加調査みたいなことがされてないと見るのかは謎です。
https://monographs.iarc.who.int/list-of-classifications/
とはいえ今日もドイツではお肉屋さんにはたくさんハムやソーセージが並んでいますし、ちょっとなら大きな影響はないのかなとも思います。子供がソーセージとサラミ大好きで、おやつに買ってくれと言われると毎度どうしたものかと。
食卓やお呼ばれの席をつまらないものにしたくはないこともあり、こういうトピックは普段は自分の中にだけ、またはオンラインでだけ語ることにしています。
長々ごめんなさい!🙏
こんにちは。はい、私もIARCの発表で赤肉、とくに加工肉の発がんのリスクが心配になり(ベーコン、ソーセージ大好き人間だったので)ニセ医学批判の内科医のなとろむ先生にXで聞いてみたところ、たしかに牛肉、豚肉などの赤肉や加工肉は発がんのリスク高くなるとおっしゃっていましたね。あと、ニセ科学批判の第一人者左巻健男先生は戦後、日本人が長寿になったのはお肉食べるようになったからとおっしゃっていますが、ただし、やはり赤肉、加工肉の食べすぎは発がんのリスクが高くなるとおっしゃっていて、バランスの問題なんだなと思いました。日本人の摂取量は欧米人から比べると少ない、日本人が普通に摂取しているうちは問題ないようです。
ドイツはソーセージの本場、悩みますよね。私もお肉の摂取量激減しました。シャウエッセンとか好きでたまに食べていましたが、まったく食べなくなりました。代わりに卵やヨーグルトでタンパク質摂取するようになりました。一昨年大腸内視鏡検査したら、「がんもポリープもないきれいな腸」と言われました。3年後なので来年辺りまた大腸内視鏡検査受けようと思います。
答えになっているでしょうか。よろしくお願いいたします。